私のミラクル日記

私は去年の9月に、いわゆる得度と言うものを頂いて、それから私の身にこれでもかと思うような不幸がやって来ました。

 

まず、25年結婚生活を送っていた夫が、急に海外に転勤することが決まったのです。まさしく晴天の霹靂でした。

 

聞くと、年に2,3回は仕事で日本に帰ってこれるけど、10年は向こうに住むことになるみたいです。夫は、あと5年もすれば定年の予定だったのですが、今さら年取ってから新たな生活は、夫も私もショッキングな出来事でした。

 

社会人1年生の長女は、再来年から東京に転勤が既に決まっています。次女は、県外の大学に行っているのですが、どこで就職するか未定だし、高校生の息子は、どこの大学に行くのかわからないけど、もし家からでるなら・・・

 

一家離散・・・

 

すぐにネガティブに考えたくなる私は、そんな言葉が頭をよぎりました。

 

本当は、夫はこの秋にそちらに行く予定だったのですが、準備の都合で、来年の6月に延びました。息子の受験もあるから、そうそう家族で集まれる事はないだろうと、家族で主人の実家に遊びに行く事になったのですが、その通り道に素敵な神社を見つけました。家から近いのですが、こんな近くにこんな素敵な神社があったのかとびっくりしました。

 

数日後その神社に行ったのですが、その日は大雨でした。近くまで行って、あまりにも雨が強かったら、あきらめようと思っていましたが、幸い雨は小降りになり、雨のお陰で人がいなくて、中に入っても美しい神社でとっても癒されました。

 

他の所にも書きましたが、それから夫は車で事故をし、車を買い替え、電化製品がどんどん壊れ、落ち込むことばっかりだったのですが、この神社にずっと癒されたような気がします。入口に大きな楠があり、その期の前に立つと心が穏やかになるのを感じました。

 

私のママ友で、神主さんのお嬢さんがいるのですが、その方に聞いたのですが、カラスって神さまのお遣いなんだそうです。神社でカラスが近くに寄ってくるのは、神社に歓迎されているのだそうです。それと、神社に呼ばれるって事があるらしいです。私も次女と一緒にその神社に行って、入り口で手を洗っていたら、すぐそばの木にカラスがとまりました。神楽が聞こえたり、祝詞があがっていたりに出くわすのも歓迎なんだそうです。

 

ある日、本当にしょげて神社に行った時に、神社の鏡が目に入りました。私たちの会は昔は霊感修行というのがあって、それが終わると、鏡とお札を頂けるのですが、神さまにも守護していただけるようにって事なんだそうです。今はないんですけどね。で、鏡と言うのは自分の姿を映すもの、全ての人に神さま仏さまと同じものが備わっている、でも、”かがみ”の中の”が”を取らないと、”かみ”にはなれないんだと教えてもらいました。

 

神社の鏡が目に入り、「”我”を取るんだよ。」そんなことを言われているような気がしました。

 

我をとるのか、しんどいな・・・そんなことを思いながら帰って来ました。

 

また、続きます。

 

読んで下さりありがとうございました。