私のミラクル日記

そう言えば思い出したのですが、もう1つ声が聞こえてきたことがありました。

 

近所のスーパーの焼き鳥屋さんのショーケースに焼き鳥が並んでいて、「おいしそうだな。でも、高いなあ」なんて思っていたら、

 

自分の金の事ばっかり考えてんじゃねえ!

 

って聞こえたような気がしたのです。荒っぽい言葉ですよね。

 

その時の私って「どうしよう。お金がない。ない。」って無い所ばかり見てたんですよね。全部ネガティブで。

 

でもさ、ホントはあるんですよね。命があって、体があって、家もあって家族もいて・・・でもさ、その時にはあることに気づけない感謝のない私だったのです。

 

洗濯機が壊れたと前に書きましたが、実は白状すると結婚して25年一度も洗濯機を買った事がなかったのです。

 

結婚した時は、夫が一人暮らしをしていた時の物を使っていて、長女が産まれたら主人の親が、乾燥機のついている洗濯機を買ってくれました。10年以上使って、そろそろ壊れるなって時に、その洗濯機のどこかに不具合があったらしく、新品の物と取り換えてもらえました。

 

なので、一度も洗濯機を買った事がなかったのです。でも、それも私の中であたりまえになっていました。

 

私の会は、本当に地味~で善良な所で、今はコロナになってしまったので、あまり動けないので、地域の方のために自発的にボランティアしてる方が多いのです。

 

コロナの前は、世界の恵まれない人のためにみんなで募金をしたり、ご飯を1回我慢してお腹を空かせてその人達のために献金したり、地域の掃除をしたりしているのです。本当に地味で草の根の活動なのです。

 

あとは、年配の方が多いので、私は車で会員の方を迎えに行って、道場までお連れしていいお話を聞いてもらうのです。やっぱり行きと帰りではおばあちゃんたちの顔が全然ちがうのです。また、行けない人のお宅に行ってお話を聞かせてもらったりするのです。一人暮らしのおばあちゃんが多いのですが、お話し聞いて欲しい人が多いのです。

この話、この先の展開私も知ってるよ。って思うぐらい、何度も同じ話をされても、さえぎらず、まるで初めて聞いたかのようにお話を聞かせてもらうのです。生きるっていい事ばかりじゃないけど、必死で乗り越えていらっしゃった事を肯定して、1時間でも2時間でも聞かせてもらうのです。とか、話してるうちに自分で色々気づいちゃったりする人もいるのです。(*'▽')人間ってなんでも出すとすっきりするでしょ。心の中のもやもやを全部言葉にして出してもらうのです。全部話すと「聞いてくれてありがとうね。」って言われます。

心がスッキリするみたいですね。

 

それを全部無償で奉仕でしてるんだから、困ることになる訳がないのです。母の言う通り、人様のために身を使わせて頂いていたら困ることは無いと言われていたのに、私はただのパンピーなので、目先の事で落ち込んだり、しょげたりしてたのです。

 

人間ってみんな自分が正解って思っているし、そうだから、それを肯定すればいいんだけど、自分の事はなかなか肯定出来なかったのかもしれません。

 

ずっと母にあんたはあほだバカだと言われづづけていたから、自分をなかなか肯定出来なかったのかもしれません。

 

でもね、良かったんです。今はあれが学びだったと思っているんです。痛い思いしないとやさしくなれないし、母にされて嫌だったことは自分の子供にはしないように、して欲しかったことを子供にしてやるようにしたら、子供は本当に私の子供なんだろうかと思うようないい子になったのです。

 

嫌なことも苦しいことも私にとってはプラスだったのです。で、お金が無くなって、悩んで苦しんで、でもちゃんとあるものにも気が付いて、で、捨てるものにも気づけたのです。

 

なんかごめんなさい。自分のことばっかり書いちゃった。(#^.^#)私のもやもやだしちゃった。

 

読んで下さりありがとうございました。