私のミラクル日記

娘は京都の大学に行っていたのですが、去年の12月にこちらに戻って来ました。そんなに荷物がないので、引っ越しは主人と一緒に大きい車で京都に行って3人でしました。

思ったより早く荷物の積み込みが済んで、時間の余裕が出来たので、京都の神社にお世話になったお礼参りに行きました。

 

得度を頂いてから、不思議な事があって、神社仏閣に行くと左の肩がピリピリするようになったのですが、娘の家の近くの神社で、ピリピリしたのですが、なんとなくその神社って作りがお粗末と言うかもっと奉られてもいいのにって思う所がありました。

 

それで、いつもは100円なのに、奮発してお賽銭を1000円入れました。なんかもっと大事にしてよう!って気持ちになったからです。

 

その後また京都に行く機会がありました。長女の卒業式です。袴を着せてやるために一緒に行きました。前の日に、娘の住んでいたアパートに郵便物を取りに行かなければならなくなり、「きっとなにか理由があるんだよ」なんて娘と話していました。行ったのが夜になってしまい、前にお参りした神社が遠くに見えたのですが、夜は神社にはいかない方がいいと聞いていたので、遠くから「お世話になりました」ってぴょこっと頭を下げて失礼しました。

 

卒業式は、コロナの影響で父兄は入れなくて、さてどうしようかな、もう何度も京都に来ていて、行きたい所は行ったので、帰ろうかなと思って京都駅まで来たのですが、頭の中に”貴船神社貴船神社”ってグルグルしてたのです。たまたま前の日に、電話で夫と貴船神社の話をしていたからかもしれないけど、もしかして「来い」って事かなと思い、荷物を預けようとロッカーを探しました。最初に見つけた所はいっぱいで、ご縁が無かったんだな、気のせいだなって帰ろうとしたら、すぐにロッカーを見つけました。そこは、空いていたし、たまたま係員の人がいて、「両替しますよ。」って向こうから声をかけてくれたので、”やっぱり、行くのかな”なんて思い、その日は暖かかったので、コートも一緒にロッカーにいれようかと思ったけど、何故かコートを入れずに、荷物だけ預けました。

 

貴船神社って京都駅から随分遠いんですよね。地下鉄で終点まで行って、そこからバスに乗りました。バスで山を登っていくのですが、正直こんな山奥まで来るとは、私はどこに行くのだろうと正直不安でした。

 

バスを降りたら親切なご夫婦が、私たちも行くからと、次のバス停まで一緒に行って下さりました。

 

バスを降りたら徒歩で山を登るのですが、神聖さを感じる、山そのものが霊山って感じの所でした。コートを持って来たのは正解でした。山なので、京都駅よりずっと寒かったのです。そのころ絶賛お試し期間中だったのですが、その時ばかりは、癒された気持ちになりました。ほんとにこんな素敵な所があったのかと思いました。いつもは神社でお願いはしないのですが、その時には私の心の中に一つお願いがあったので、どうかそれが叶うようにお力添え下さいとお願いしました。

 

それでね、帰り道に気づいたのですが、1か所、山を登って行くところがあったのですが、”バスの時間もあるから、ここは行かずに帰ろう”って行かなかったのです。そしたら、バスが全然なくて、そこに行けば良かったかなって思いました。

 

で、地下鉄に乗る前に長女に電話をしたら、卒業式が終わってお友達とお話ししていた所で、娘が「来てもいいよ」って言うから、大学に行って4年間お世話になった娘のお友達と初めて会うことが出来、いい子ばっかりで、長女にはこんな素敵なお友達と大学の4年間を過ごしたのかと幸せな気持ちになりました。

 

で、ここからミラクルなんですが、娘に貴船神社に行ったと伝えたら、「貴船神社に行ったの?お母さんがここはもっと奉られてもいい気がするって1000円お賽銭入れてた神社も貴船神社だよ。昨日お母さんが帰りに頭をぴょこっと下げてたでしょ。あそこの神社だよ」って言われたのでした。

 

もしかして呼ばれていたのかな。もしかして小さい方の神社に呼ばれていたのに、間違えて大きい方に行っちゃったのかな。まだもうちょっとミラクルがあるのですが、長くなったので、次回にします。

 

読んで下さりありがとうございました。