物事の受け取り方は人それぞれです。私がこう思うから、それが正解ではなく、人それぞれ正解は違うと思いますが、私の法華経観を良かったら読んで頂ければと思います。
私が一番好きなお経は、20番の常不経菩薩品です。
常不経菩薩さまは、どういう人に対しても「私はあなたを軽んじません。あなたは仏になる方だからです」と人を拝んだそうです。
でね、その20番のお経に、”この経の第一の法をちょうじゅせしめ”って書いてあるんです。第１だって書いてあります。そしてまた、”現の果報をうべし”とも書いてあります。現実の出来事がおこるって書いてあります。
人を拝んでいれば、人は変わるってことですよね。ま、私も出来てない事はありますが。(*^_^*)
でね、例えばね、信号の無い横断歩道で、車が止まって下さるとします。そしたら、私はその車の方に聞こえないだろうけど、「ありがとうございます」って言って、小走りで横断歩道を渡ります。だって止まってくれたから。
日本人にとっては、当りまえの光景かもしれません。
お互いに譲り合って、思いやり合って生活するのって美しいですよね。きっと神さま仏さまって、みんながこうやって、すべての命や物に愛と慈しみをもって生きて欲しいと願っていると思うのです。私も時々夫婦ケンカするので、いつもって訳ではないですが。（笑）
でも、毎回止まってくれるとは限りません。
そしたら、どうしたら止まってくれるようになると思いますか？
それはね、逆の立場になった時、自分が車の運転をしていて、横断歩道で歩行者が渡ろうとしている時に、止まってあげる事だと思うのです。
だって、出したものしか自分に返ってこないのですから。これ、今どきの人たちは鏡の法則って言うんですよね。私たちは縁起って呼びますが。
自分が車に乗ってる時は止まってあげないのに、自分が歩行者になった時には「ちっとも車が止まってくれない」って言ってたら、ちょっとおかしいですよね。
徳を積むのもこれと同じだと思うのです。
最初は止まってくれないかもしれない。でも、自分が車の運転をしている時に、止まるのを心がけていたら、いつか私の今までのマイナスが消えて、止まってもらえるようになる。だから、根気よくいい事を続けると、いつか幸せでいっぱいになるのかなと思います。
私の夫婦喧嘩もね、私は夫が悪いと思っていても、実は私にも悪い所があるかもしれないって、自分の心を見つめるのも大事だったのかも知れませんね。前世からの縁かもしれないから、修行が必要ですね。
読んで下さりありがとうございました。
