私のミラクル日記

22日に、去年亡くなった母の一周忌をしました。私たちの会では、その家の人が仏膳を作るのですが、これがなかなか大変で、焼き魚とか、煮物とか、和食フルコースを作り、お供えをします。あとは、故人が生前好きだったものを、お供えするのです。一人で全部を用意するのって、大変なんです。幸いにも娘が、前日仕事の休みをとってくれて、買い物とか前日の準備を手伝ってくれました。がっつり精進料理ではないです。私たちの会は在家なので、お魚屋さんの人がいたら、亡くなったおじいちゃんに、おいしいお魚をお供えしてあげたいって、思う方もあるでしょ。心が大切だから、それでいいんですって事なんです。

 

で、故人の好きだったものなんですが、うちの母は糖尿病から、腎臓病を発症して、そろそろ透析をしましょうかって時に亡くなったので、亡くなる前は、食事制限がありました。でもね、母って、糖尿病と腎臓病に良くないものが好きだったんです。母は子持ち昆布とか漬物とかあんこが好きで、私が「もう、やめなよ。」って言うと、「ちょっとぐらいは大丈夫」とか、「あんたはいつもそんなこと言って」なんて言うので、それでよくケンカになりました。

 

長生きして欲しいから言ってるのに、いじわるしてるって思われていました。

 

なので、今回、お膳に加えて、子持ち昆布1パック、全部器にいれてお供えしてやりました。どうだ!って気持ちでした。

 

弟の所で1周忌をおこなったのですが、弟がお菓子をお供えしてくれました。「母ちゃん芋けんぴ好きだったよねえ」って、芋けんぴをお供えしていました。

 

まさか弟がそんなことしてくれるとは、思ってもみませんでした。生きてる時はモメモメ親子だったのに、1年たって、弟も私も心の整理がついたのかもしれません。

 

弟の心が伝わるといいなと思いました。

 

そのあと家に帰って、母の実家のお祭りにいきました。これは、たまたま偶然同じ日だったのです。

 

愛知県津島市の天王祭りです。

 

小さい頃は毎年行ってたのですが、我が家から行くのは、ものすごく時間がかかるので、ずっと行ってなかったのですが、美しい光景を娘に見せてあげたくて、ちょっと疲れてたけど、娘と一緒に行きました。

 

天王祭りは、津島神社のお祭りです。津島神社は、日本に3000ある天王社の総本山だそうです。スサノオノミコトを祀っていて、厄災と疫病よけと受福の神様だそうです。祭りの歴史は古く、室町時代から、600年続いているそうです。信長パイセンも、(織田信長の生まれた所は、私の小学校の学区内なので、勝手にパイセン呼び)豊臣秀吉も、同じ光景を楽しんだそうです。

 

上手に撮れてないけど、皆様にもご利益のおすそ分けします。(おばさんには前のヒモを消すワザなどないので、ごめんなさい。)